去年のシチリアの写真、野菜が本当に素晴らしくてこんな風に作りたいなあとイメージを膨らませています。イタリアのレモン生産量の90パーセントはシチリアで、いたるところにレモンの木🍋。
12月9日
〜長期的経営計画〜
南房総の最大の特徴は温暖な気候を生かした熱帯作物をつくれる点。
外房沖を暖流である黒潮が流れているおかげで冬でも芋がほとんど降りず暖かく温州みかんなど柑橘類やビワ、イチジク、菜の花、花卉の栽培が盛んです。
しかし、全国的に見るとこれといった特徴がないのが現状です。南房総というと皆さんは何をイメージしますか?
おそらく、温暖で花が咲いて食べ物が美味しそう、な感じではないでしょうか?僕はそんなイメージでした。多くの方に聞いてもだいたいこんな回答でぼんやりしたイメージです。
これはもったいないと思いました。もっと南房総の特徴を生かした一次産業を実践すれば全国的にも南房総をしPRできるはずです。
南房総は恵まれた柑橘栽培の産地ですが和歌山や愛媛の宇和島、熊本に比べて無名です。農地が少ないことや地形的に台風の影響を受けやすい、など様々な理由があると思いますが、関東圏でこんなに暖かく果樹栽培に向いた地域は他にないでしょう。
そこで、温暖な気候を生かして、柑橘系はじめ果樹栽培し、フルーツの産地として南房総を特徴づけ、全国的に知名度を上げ地域創生に繋がる事業にしたいと計画しています。
それには訴求力が高く他と差別化できるフルーツでなくてはなりません。
ブラッドオレンジ 、イタリアのイチジク、レモン、パッションフルーツ等です。
去年、シチリアで色々見て回り、南房総と果樹の種類が非常に似ていること、その強みを生かした販売方法や六次産業化に感銘を受け、南房総での可能性、将来生に確信を持ちました。
12月2日
11月18日
7月10日
ヤフーニュースに記事にしていただきました。
「南房総の農家がイタリア野菜にこだわる理由」
https://netallica.yahoo.co.jp/news/20180710-13461332-jtown
4月3日
ファーべ初収穫。たった数日の収穫日の差で、食感や食味、水分量が全く異なってくるので、それぞれの木の最適な収穫日を見極めるのが大切です。
ファーべとして生食で1番美味しい頃合いでお届けします。
去年シチリアから持ち帰った貴重な品種です。この機会にぜひお試しください。
ファーベのご予約を受け付けております。発送開始は4月20日頃を予定しています。
2kg=3600円
3kg=4800円
いずれもクール便送料込みの価格です。
下記のアドレスにご注文お願いいたします。
taku-rambo@ezweb.ne.jp
takeshi551210@yahoo.co.jp
3月29日
サンマルツァーノ第一弾定植。
去年イタリアントマトを10数種テストして選抜したのはサンマルツァーノとチリエジーノ。
この2品種で勝負します。
#サンマルツァーノ #チリエジーノ #イタリアントマト #pomodoro #sanmarzano #ciliegino #南房総
3月26日
去年採った種の選別作業。インゲン豆(ファジョーラ)は乾燥させたものを冬に使うのが一般的かと思いますが、初夏のフレッシュなものは、より風味や香り、食感が良くて瑞々しいです。
3月13日
シチリアで自生しているフィノッキエット。別名フィノッキオ・セルヴァティコ。
フェンネルの野生種ということです。野生種だけあって香りがものすごく強い!
代表的な料理はパスタコンサルデというイワシとフェンネルのパスタ。イワシの匂いをハーブで消すという感覚です。他にポルペッテという揚げ団子のトマトソース煮込み料理。
団子の中身はフィノッキエット、松の実やレーズンなど。
マニアックすぎるせいか需要があまりありません。
多年草ですがこのままだと今年限りになりそうです。。
3月5日
プンタレッラ、寒くてもだめ、暖かくてもだめ。露地だと凍るしハウスだと暖かくて筋張って苦い。凍る寸前がベスト。適応幅が狭く難しい。。試行錯誤を繰り返し一歩一歩理想に近づいています。
収穫後期の香りの強さは初期の香りと比較にならない。同じ株なのに品種間以上の差がでる。パセリは飾りではなく料理の引き立て役だと再認識。より良いものを作りたいと毎日畑であーだこーだ考えても思いつかない何かを、日々の観察でひょんなタイミングで気づかされる。
#prezzemolo #イタリアンパセリ #飾りじゃないのよパセリは
3月3日
チーマディラーパが気温の上昇とともにあっという間に伸びてきました。
ご注文数に対して伸びが早すぎてこのままではロスになってしまいます。
チーマに愛の手を!お願いいたします。
業者様、飲食店様、個人様、大歓迎です!
チーマ3kgからお願いします。
プンタレッラやフィノッキオなど詰め合わせも可能です。
詳しくはtaku-rambo@ezweb.ne.jpまで
フィノッキオ。Finocchio。フルサイズ。
カステルフランコ
#カステルフランコ #Castelfranco #冬の華 #radicchio variegato di Castelfranco
2月21日
ビーツも収穫してます。
黄色も。
この季節の根菜は美味しいですね。
1月12日
またパイプハウスを借りた。今年は攻める!土に入れるのは近隣のシメジ工場から譲っていただく廃菌床のみ。土の中はヒトの腸内環境と同じ。善玉菌微生物を増やす。余計なものはいらない!
#シメジ廃菌床 #炭素循環農法と呼ばれるらしいが農法名はどうでもいい #発酵が大事
1月11日
サンマルツァーノの発芽。色んなトマト作って、結局このトマトの良さを知る。日本で作りこなすのは難しいし散々失敗してきた。だからこそ今年こそは!燃えるぜ!失敗は財産だ!
#イタリアトマト #収穫は初夏 #イタリア野菜 #トマトソース #固定種
この冬1番のプンタレッラ。
コンスタントにこの質を求めたいがプンタレッラは本当に難しい。縦に伸びるのより幾重にも横に広がっていくのが理想。難しいほど燃える!
#プンタレッラ #ローマ野菜 #イタリア野菜 #定番のアンチョビサラダ
1月1日
あけましておめでとうございます。
昨年も皆様の温かい励ましや支えによりなんとか無事終えることができました。
いつも応援してくださる皆様に心よりお礼申し上げます。
農家6年目の今年は、料理人の皆様の期待により応えられるよう、イタリアの野菜を一つ一つ理解を深め、イタリア料理の視点から野菜について考えることができるよう郷土料理を学びたいです。
求められる野菜をきっちり作り上げることを基本に。...
今年もどうぞご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。
12月5日
シチリア野菜のズッキーナルンガ、来春に向けてテスト中。現在50cm。ミネストラやスパゲッティにします。
#ロングズッキーニ #シチリア種 #葉はテネルミ #南房総 #イタリア野菜 #ミネストラ
サンマルツァーノ種、来夏へのテスト中。多くの品種をテストしましたが、加熱用ソース用にはやはりサンマルツァーノが一番ですね。水分が少なくて加熱することにより酸味やコクが引き立ちます。
来年はサンマルツァーノに絞って栽培します。ソースはもちろん、さっと加熱でフレッシュさを残した料理にももってこいです。
11月16日
ハウスの葉野菜が整ってきました。ルーコラ、イタパセ、ビエートラ、ビーツの葉
11月14日
講演会「畑からテーブルまで~イタリア野菜のサプライチェーン」
http://www.iictokyo.com/cucina/lecture.html#Qax9HFe.facebook_overlay
当日は生産者として参加させていただきます。
一般的に農業は生産-流通-販売が切り離されてきました。
農家も生産に特化することで効率化を図ってきました。
その結果が今の農業です。
組合や組織、業者によって価格そして栽培品目まで決められ、農家に権限はありません。...
手足を縛られ、言いなりに従うしかない農業。
きれいごとでは農業はやれませんが、これからの農業は農家自身が主体性を持つことが重要と考えます。
11月11日
ファーベの発芽!
台風21号の被害で11月から2月までの露地野菜は壊滅的で収穫量は20%程度になりそうです。
少しの量でも大切なお客様にお届けできるよう全力を尽くします。
切り替えて3月~5月の野菜、チーマディラーパとファーベを当初の4倍ほど生産量を増やします。これだけの量を捌くには新たな交渉も必要になるでしょう。
こういう時だからこそ考えないといけないこと、やらなきゃいけないこと。
ピンチがチャンスとなるよう攻めでいきます。
毎日、頭は120%農業です。
#ファーベ #シチリアの固定種 #来年5月 #作付は去年の4倍! #頭はもう春のイメージ
11月10日
東京農業大学の生徒さんたちがゼミのプログラムで見学にいらしてくださいました。
収穫体験プログラムが台風の被害により急遽、話し中心になりましたが僕の長い話しにも最後まで耳を傾けてくださり意欲的な学ぶ姿勢にこちらが学ばせていただきました。
専攻テーマはマーケティングから地域創生まで広い範囲の農業経営学ということで、これからの農家に必要な経営スキルが身につきますね。
学生時代まともに勉強しなかった僕は、今からゼミに入って学びたいです(笑)
生涯学習!
10月23日
台風21号により壊滅的な被害を受けました。経験したことのない猛烈な風で沿岸部どころか山間部の畑まで海からの潮風を被ってしまい、植えてまもない冬野菜のほとんどがアウトです。 想定外を超える被害です。
更新が滞ってしまい、せっかく見に来ていただいている方に申し訳ないです。
現在、冬野菜の播種・定植・肥料散布やトラクター耕うん・畝たてなどやることが山ほどで頭も身体もいっぱいいっぱいです。苗が小さいうちは一瞬の油断が命取り。
苦い経験をしてきたので一切妥協や油断はせず、この時期よほどのことがない限り外出は避けます。冬野菜の良し悪しは今がカギです。
#プンタレッラ# 冬はプンタレッラ #ローマ野菜 #今年は作付2倍 #11月中旬から #プンタレッラがないと冬野菜は始まらない #この時期はひたすら植付け
9月30日
先日の豪雨、冬野菜の苗を植え付けたばかりなのでどうなるかと気が気で仕方ありませんでしたが、少しの被害で済みました。翌日はこの秋晴れ。全国各地で異常気象による自然災害が年々増えています。これからそういった対策も入念にしていかないと。
サンサンと太陽が降り注ぐ海のすぐ近く。
#シチリアの空気感に似てる#南房総はまだ夏の陽射し
9月30日
TENERUMI、ズッキーナルンガ。ズッキーニの葉っぱよりふさふさで柔らかくて良い香り。
シチリアだけの野菜なので名前も聞いたことない方がほとんどだと思います。シチリアでは新芽をミネストラでいただきました。香りも食感も良くとても美味しかったです。
#シチリアの野菜#葉はテネルミ#新芽を食べる#lagenaria#花は白い#実は1mになる#シチリアでもらった貴重な種
9月8日
冬野菜はもうスタートしています。
苗作りは今までで1番の出来。苗半作といいますが、明日から怒涛の定植。播種作業もまだまだ。
やっぱり冬野菜は特別気持ちが入ります。
南房総を味わう!!海と山の幸〜漁師と農家が振舞うフルコースディナー〜(FB用に勝手に題名変えました💧)
多くの方のご協力をいただきなんとか無事に第一回開催を終えました。
漁師さんのサービス精神がすごく、漁師さん自ら朝獲った魚をさばいて、お刺身から内臓の煮込みなど、都内では万を超えるであろう漁師料理をふんだんに振舞ってくれました。
忙しすぎてお客さんに、僕らのこだわりをうまく伝えることができなかったのが心残りで課題ですが、南房総でのバカンスを皆さん楽しんでくれたようで良かったです。...
次回の冬開催はもっとお客さんとの交流を大切に皆で食卓を囲みながら料理をより楽しんでいただけるようにしたいです。ご興味を持っていただけましたら、お気軽にお知らせください。
※前菜のカポナータを写真撮ったあと農家メニューの夏野菜グリル、ビーツシャーベット、フルーツほおずきのチョコレートがけ、で必死で写真忘れました。
肉なし野菜フェス in 吉祥寺BAL Bocca
うちの夏野菜をふんだんに、おいしい料理へと完成させてくれました。
消費者と料理人と生産者が一緒に食卓を囲めるのって素敵です。
8月2日
シチリアで購入した種。ダッテリーノ、チリエジーノ、サ
さてうまくできて9月からいけるか!?
Semi di pomodori,peperoni,melanzan
8月2日
ミニトマトではありません。ペペロンチーノ ピッカンテという丸とうがらしです。
南イタリアの品種ですが、北イタリアで中にアンチョビなどを詰めてオイル漬けした「ペペロンチーノ リピエーニ」が有名です。北イタリアでも栽培されているのでしょうか?わかりません。
フレッシュな今は皮にはほとんど辛味はありません。
7月31日
コルノロッソ、コルノジャッロというイタリアのパプリカの収穫が始まりました。
しかし、この裏には収穫できず廃棄となったパプリカが山ほど。。。尻腐れという症状が深刻です。高温障害なのか、カルシウム不足なのか、水が足りなくて養分を吸えないのか、カルシウムは足りてるけど他の養分が多くて相対的に少ないのか、色々原因解明をしていく必要性があります。難しいです。
2月から半年間手塩にかけていざ収穫という時にこれだと悩みも深刻です。
労力を無駄にしたくないので収穫あげられるようにがんばります。
最後の写真はフリッジテッリ。南イタリアの甘とうがらしです。
7月19日
フィレンツェナスの収穫が始まりました。このナス、ご存知ですか?
実は僕はナス嫌いでしたがこのナスを食べてナスが好きになりました。
それほど美味しいナスです。
一般的なナスとの違いは、とにかくとろけるような食感で日本のナスとはまる違います。
1㎝の輪切りでオリーブオイルで焼くだけでその違いを実感できます。
南イタリアの料理の「パルミジャーナ」にはこのナスです。
シチリアでもこのナスは大活躍で、ナスのシェアナンバーワンの品種でした。フィレンツェと名前がついているにも関わらずイタリア全土で愛されているナスなんですかね?
パレルモの市場では3個で1ユーロ、安い!
イタリアンだけでなく和食にも絶品のナスです。
7月16日
ビニール張り替え&谷換気を導入。
これで南房総の灼熱の太陽にも耐えられる?かは人間と野菜の根性しだい焼け付くような太陽のジリジリ感、空の青さ、蒸し暑くないカラッとした暑さはまるでシチリアを思い出します。
Simile al clima della Sicilia
7月12日
専門誌『野菜だより』に掲載していただきました。若輩者ですが、イタリアの在来種へのこだわりや栽培のコツを書かせていただきました
7月12日
フルーツほおずき。
7月1日
今日も別の品種でトマトソースを作って食味チェック。やっぱり、丸かじりするのとソースにするのとで、まるで違います。ソースにするとポテンシャルが引き出されますね。このトマトには驚きました。昨日作ったソースが一番と思いましたが、それを超えるかも。ほっぺたがきゅっとなるくらい酸味が強くて甘味もあって、求めていたソースが作れました。
料理によってトマトの使い分けできますね。
Sugo di pomodoro
6月30日
うちでも真っ赤な完熟トマトが採れ始めました。情熱の赤!これに唐辛子の赤
、パプリカの赤が揃えば最強です。
夏が来ましたね。
シンプルなソース作ってチェック中です
Ha iniziato raccolta del pomodoro di mia fattoria.
パレルモでインゲン豆(ボルロッティ)を山盛りで売っていたのは意外でした。
豆をたくさん食べるのは北イタリアだと思っていたので。
サラダ用、パスタ用に初夏のフレッシュなインゲン豆がてんこもり。
マンマのインゲン豆のパスタ、美味しかったなあ😋
うちでもボルロッティ豆の収穫が始まりました、3.4枚目の写真。
これでいいの?日本2
農家から見たマニア的な視点ですが😅
パレルモのメルカートでは、ほとんどの野菜が伝統的な在来種だった。スーパーマーケットだってそう。
これは、種採りをして持続可能な循環型農業をしているということ。
これに対して日本はというと、、
ほとんど全ての野菜がF1種(一代交配)。
日本には日本の事情があって、地産地消より中央市場への輸送を基本とする日本では輸送に耐えられるよう皮を厚くしないといけないとか、雨が多く病害虫発生しやすい日本では病害に強い品種を作らなきゃならないとか、一億人の食卓を豊かにするためには生産性を上げなきゃならないとか、その他国家戦略や種や農薬を売りたい企業など、色んな思惑が入り乱れて、今の豊かな食生活?の日本があるのもよくわかる。
だけど、飽食の日本、色んなものを簡単に手に入れられるようになったことで、食べる喜びや食べ物のありがたみを忘れてしまった人があまりにも多すぎる。
これを象徴するのが飲食店などで頼みたいだけ注文して残す人の多いこと。
どれだけの残飯やゴミが飲食店やスーパーマーケットから出ているだろうか。
季節感を大事に、身近な食材を使って、食卓でそういう話しをしたり伝えたりしていけば意識も変わるのだろうけど。
6月28日
パレルモのメルカートの記憶。
何が旬の野菜で季節の野菜なのか一目でわかる。
どこの家庭でもトマト、ナス、パプリカ、ズッキーニを使った料理が鉄板メニューだった。
スーパーマーケットに行くと多少バリエーションはあるものの、旬のものがズラリ、シチリア産のものがほとんどだった。
自然の摂理に沿った負荷をかけないやり方。
イタリアはスローフード文化の国ということがよくわかる。
日本はどうだろう?
スーパーに行っても何が旬なのかわからない品揃え、並べ方。
へたすると良いオトナでもトマトやナスの旬は夏だということを知らない人もいるのでは?
食生活の多様化に従って手軽に色んなものが手に入るようになったのは良いけど、これでいいの?日本
6月11日
ヘッダーに「シチリア研修」を追加しました。5/24~6/8の旅行記を徐々にアップしていきます。
5月16日
来週5月24日から2週間イタリアはシチリア島パレルモ郊外に研修に行ってきます。
短期ですが野菜、料理など多くを学び、今後の農業に生かします。
本物を見ずして本物は作れないですから。ほんとは長く滞在したいんですけどね、野菜を放っておけるのは2週間が限界ということで。
イタリア語を必死で勉強してますが、旬のファーヴェやピゼッリ(グリーンピース)など出荷も大忙し、なかなか語学を勉強する時間がないのが悩みです。。。
5月15日
イタリアのソラマメ「ファーヴェ」。旬真っ只中です。
日本と同じ四季があって旬を大事にする文化があるイタリア。
イタリアでは5月1日に各地でペコリーノ・ロマーノ片手にファーヴェの収穫祭が開かれます。
距離がこんなにも離れているにも関わらず日本とイタリアのソラマメが同じ時期なんて奇跡的だと思いませんか?
ファーヴェだけではなくて「チーマ・ディ・ラーパ」は日本の食用菜花にそっくり。時期も菜花と同じ早春。トマトやナス、パプリカなど他のの多くの野菜も、日本とイタリアは旬がほぼ同じです。ほんと奇跡的ですね。
四季があり旬を大事にする文化があるイタリア。イタリア料理が日本で好まれる理由もうなずけます。イタリア料理は素材を生かしたシンプル料理。これもまた日本人によく合っていますね。
写真はパルミジャーノレッジャーノですが、この後おいしいペコリーノロマーノを仕入れました。やっぱり、青っぽいほろ苦さと塩っけのペコリーノの相性はお互いを引き立たせ最高ですね!buonissimo!
4月27日
現在の収穫状況です。
ルッコラセルバチコ、ビーツ(赤・黄・渦巻)、ビエートラ、イタリアンズッキーニ。
まもなくファーベ、グリーンピース始まります。
お問合せ、ご予約等お気軽にお問い合わせください。
4月17日
去年台風であれほど痛い目にあって、トマトはもうやめようと思ったのに、今年もやっぱりトマト命。
ハウス栽培で露地栽培より台風、病気、害虫リスクが下がるのと水分コントロールにより完熟採りができる。
さじ加減を掴むまで時間かかるけどモノにしたい。
イタリアトマト、リベンジ。
ところで、イタリア野菜、イタリアトマトは伝統的な在来種が数多くあるのに、なんで日本には在来種がほとんどないんだろう。
昔スーパーで野菜を扱っていたので数、形の揃わない伝統野菜が日本の市場ルートには乗せられないのはわかるけど、これでいいのかなあ?
フルーツトマトはじめ市場に出回るほとんど全てF1種(1代交配)
トマトもトウモロコシも甘さ追求のための改良につぐ改良。
種も食べ物も支配か。
これ以上はオタク領域なのでやめておきます笑
4月16日
去年まではソラマメでしたが今年は全部ファーベです。間もなくはじまるファーベ祭り。どうなることやら。
花盛りですが、下の方からファーベの赤ちゃんができてきました。
4月16日
〜春のお便り〜
色々な野菜が収穫間近となりました。
ルッコラセルバチコ、黄色い花も食べれます。ビーツは赤、渦巻き、黄色の3種類。ビエートラ、ズッキーニも。
露地野菜はファーベ、新玉ねぎがまもなく。
よろしくお願いします。
3月28日イタリア食文化研究科、長本先生のセミナーリオに参加してきました
以下、長本先生のフェイスブック記事を引用。
「セミナーリオとお食事〜テーマは北イタリアの食文化」
農業家田倉さんから、「友人のシェフがイタリア料理について知りたいので、セミナーリオをやってくれませんか」というお申し出。
マンマのイタリア食堂では、6人集まれば貸切をします。内容はお望みのものを。例えばシチリア料理、例えばイタリアのパンのセミナーリオ。
「じゃ、田倉さんがお友達に声をかけて、Facebookでも募集してみましょうか」
…そしたら、たちまち集まってとうとう14人に!お皿や椅子の数、もちろん部屋の広さの問題で、その人数が限界です。
実は以前、田倉さんの畑に遠足に行ったことがあり、田倉さんの野菜に対する姿勢に感銘を受け、ファンになった人がたくさんいるのです。
セミナーリオでは、「地形があって、そこに食材が育ち、料理が生まれる」そのためには北イタリアの地形から見ていきましょう。そして5つの区域に分けます。それぞれの特徴は…と、お話しします。
1つのテーブルにはまとめられないので、別の部屋にもテーブルを作ります。
料理は
エミリア風トルタ サラータ
パニッサ〜インゲン豆のリゾット
豚肉の牛乳煮込み
キャベツのサラダ
食卓では田倉節が炸裂。
初夏にはイタリア野菜を学ぶために、イタリアに行くそうです。
そんな情熱が、イタリア料理を支えているんだなあ〜
千葉に帰る田倉さんグループ、それぞれの用事で一人ずつお別れをして、最後に夕焼けを一緒に見て…
3月21日
春ですね。これから新社会人の方は期待に胸を弾ませているころと思いますが、そんな頃はとうの昔に過ぎ去った僕も今ばかりはフレッシュマンマインドです。
今年から始めたパイプハウスでの新たな取り組み。仲間の協力もいただき先週、もう一棟借りることができました。
これで今までうまくできなかった野菜の再挑戦ができます。
3月上旬に植えた苗もすくすくと調子良さげ。
でも収穫までは手放しで喜べない、自然界では想定外のあらゆるリスクが起こることを知った今、可能な限りのリスク対策を。...
そろそろイタリアトマトやゴールデンベリー定植。
今年こそやるよ!
3月20日
チーマ・ディ・ラーパ、満開。生鮮としての役目を終え、花を咲かせています。これから来期分の種を取り終了。
3月7日
ルッコラセルバチコ、ビーツ、イタリア豆、スティックブロッコリー定植。
初めて作物を作る場所ではどう育つか全く想像つかないので期待と不安が半々。
畝ごとに色々テストしているので差が出てくると思います。
3月6日
パープルスプラウティングブロッコリーとチーマ・ディ・ラーパのコントラストがきれいすぎる。
2月27日
長本先生にご相談をもちかけたところ、なんと特別セミナーリオを組んでいただけることになりました!こんな贅沢な会、よいのでしょうか^^;
残席残りわずか!
野菜の保温マット、あったかいにゃ~ 宮城県に住んでいた時、近所の白石川 で白鳥に餌やりをしていた写真。癒されたなあ
2月21日
パープル・スプラウティング・ブロッコリー。気持ちはすでに春夏野菜へ、忘れたころに存在感抜群なの出てきた。
2017年2月13日
南イタリアはプーリア州の郷土野菜、チーマ・ディ・ラーパが最盛期を迎えています。
トレヴィーゾ・プレコーチェやカステルフランコなどのラディッキオ類のように畑においておける在圃性の良い野菜とは逆に、花が咲く直前の蕾の一番ふくらんだ時が収穫期なので、収穫のタイミングは2,3日と一瞬です。
この収穫を逃すと花が咲いてしまい、商品価値がゼロになってしまいます。。収穫まったなしなのでシビアです。
収穫適期でのタイミングで出荷がなかったり、ピークの時はダブついて花が咲いてしまったり、ロスの多いこと。。。
このタイミングで出荷できたらなあ~、と悩む日々です。
良いアイデア、ありませんか?(笑)
2017年1月29日
シイタケとシメジの廃菌床を利用した栽培法をテストしています。
借りたハウス内の作土層がガチガチに固くこのままでは野菜の栽培ができないため、
微生物増殖による土壌の団粒構造を促し物理性の改善が目的です。
畝ごとに、シメジ菌区、シイタケ菌区、緑肥区、対照区を作って比較実験です。
土壌分析に加えてトマトの糖度や葉野菜の硝酸体窒素も計測していきます。
この栽培法は岩手大学農学部が東日本大震災の津波で被災した農地の復旧において
一定の効果が実証されています。
その専門家のアドバイスをいただきながら進めています。
1月18日
パイプハウスを借りました。新たなチャレンジが始まります。
いざ取りかかると余裕がないのでこうして考えを巡らしているときが一番楽しい。
1月18日
南房総市の地域活性化事業の一環として「南房総体験ツアー」が始まりました。
もともとは移住がテーマですが、移住に焦点を当てすぎると
若い人にとってハードルが高くなるので、まずは南房総の良さを知ってもらおうと始まった企画です。僕も微力ながらお手伝いさせていただきました。
記事は大学生から見た南房総が描かれていて非常に興味深...い内容となっております。
次回2月は社会人向けのツアーが開催されます。
http://cocolococo.jp/topics/minamiboso_1126
1月1日
明けましておめでとうございます。
昨年は多くの方に支えられ、勇気をいただいた一年でした。
貴重な経験ができ大切なご縁をいただき一期一会という言葉の重みを理解しました。
今年は今まで以上に新たな挑戦をする年になります。
今年もどうぞよろしくお願い致します。...
11月15日
プレコーチェ、カステルフランコ、フィノッキオも収穫始まり、冬野菜本格スタート
11月5日
冬野菜はじめました。うちは冬野菜が生命線。
1年間とにかく良い冬野菜を作ることだけ考えて、照準をココに合わせてきました。
プンタレッラは寒さが深まればもっと良くなるでしょう。
ラディッキオはキオッジャから。
丸唐辛子はそろそろ終わり。...
だんだんアイテム増えていきます。
10月30日
ドライトマトの販売始めました。詳細は上記の「販売」ページをご覧ください。
10月29日
新ショウガでジンジャーシロップを作りました。原料・スパイスにもこだわって。1回目はスパイスが多くてショウガが負けてしまったので、2回目はスパイスを少なめにしたらショウガの風味が引き立って美味しい!
熱を加えることでショウガの成分であるジンゲオールがショウガオールに変化し、血行を良くし身体を温める効果が上がるので、冬の冷え対策にはもってこいですね。
商品化をしたいのですが、なんせ手間と時間がかかります。ショウガをきれいに洗うところから始まり(無農薬なので皮はとりません)、砂糖につけて水分を出し、弱火で30分アクをとりながら煮る。
レモンを絞って濾して出来上がりですが、煮ると500gのショウガからわずか400~500mlしかできません。煮詰めすぎなのかなあ? とても美味しいし友人にも好評なので商品化したいのですが、農作業との両立は難しいです。。
炭酸で割って辛口ジンジャエールやホットジンジャー最高です。ミルクティーに入れてチャイティーも試したいです。
シナモンやクローブ、カルダモンのスパイスが効いています。
濾して残ったショウガはキビ砂糖で煮詰めてジンジャーピール作りました。
これも美味しいですが辛い!もう少し辛さを抑えることができればお茶うけに最高です。
10月18日
今年もこの季節がきました。
気候も土質も違うイタリア野菜を作りこなすのは難しいと肌で感じていますが、
今日より明日はより良い野菜を作りたい一心で取り組んでいます。
色々作っていますが、主力は写真の4品種。ラディッキオロッソとヴァリエガート、フィノッキオ、プンタレッラ、チーマ・ディ・ラーパ。
収穫時期の来月を目の前にして、想定外の虫の多さに夜間の「残業」が発生していますが、待っていてくださる方を思い気合いで仕上げに入ります。
9月24日
新生姜の季節がやってきましたよ!
新生姜はハウス栽培などで春から出回っていますが、本来の旬は露地栽培の9-10月です。
千葉県で古くから栽培されている房州中太ショウガです。
新生姜は繊維質が少なくて柔らかい、香りが良い、爽やかな辛味、が特徴です。
無農薬ですので、甘酢漬けやはちみつ漬けにも安心です。短い旬をぜひお楽しみください!
はちみつ屋さんとの契約分がほとんどなので数量限定です。お早めに!
詳しくは販売ページをご覧ください。
9月24日
今年の冬のイタリア野菜の栽培品目は以下の通りです。
プンタレッラ、プレコーチェ、フィノッキオ、カステルフランコ、サボイキャベツ、カーボロネロ、ビーツ、ビエトラ、タルディーボ、人参
11月中旬~出荷予定です。
昨年はプンタレッラの種を播いたら葉っぱだけのカタローニャが、タルディーボの種を播いたらプレコーチェとタルディーボのあいのこのような中途半端なものが育ち商品価値がなく大打撃をうけました。
イタリアの種屋の信頼性はかなり低いので良い株から種採りをして選抜していきたいです。
左上から時計回りにラディイキオの畑、プンタレッラ、キオッジャ、フィノッキオ、長雨で野菜たちにとって過酷ですががんばって生育中です。
8月25日 「友好都市トレビーゾ事業」
2日目の25日は「イタリア野菜を身近に感じる料理教室」
バイオリニストのサルヴァトーレさんが趣味のお料理でシチリアの家庭料理を振舞ってくれました。
この日のために忙しい時間を割き何度もテストを繰り返し、本番でも最初から最後まで全く手を抜かず、表情も真剣そのもの。
この料理教室の参加者にイタリアの料理、食文化を伝えたいという意気込みが伝わってきます。
イチから丁寧に手をかけて作られた3品は2時間ほどで完成。美味しすぎて食べるのあっという間(笑)
伝統的な食文化や食材を大切にし、家族で食卓を囲みゆっくりと会話をしながら食事をすることの大切さを教わりました。
今回も企画から運営のすべてにあたり尽力してくださり貴重な機会をくださった長岡さんはじめ一宮市国際交流協会の皆様に感謝いたします。
この二日間での出来事、出会いは一生の宝物です。
8月24日 「友好都市トレビーゾ事業」
友好都市トレビーゾ事業にお招きいただき、愛知県一宮市へ行ってきました。今回は夏野菜バージョンで冬に続き2回目の開催。
1日目の24日は「一宮とイタリア野菜のマリアージュ」。
前回の冬は話をきれいにまとめすぎた感があったので、今回は前日の壊滅的な台風被害や5年間の苦労話など気取らずにリアルで泥臭い自身の農業の実態をお話しさせていただきました。
開会にあたり、シチリア出身で2日目の料理教室の講師サルヴァトーレさんと奥様のデュオ演奏。息を呑むほど素晴らしいお二人の演奏に会場の全員が引き込まれました。
そのあとのビュッフェ形式のお料理も最高。シチリアから来日しているサルヴァトーレさんのご両親とも食卓を一緒に囲み、まるでイタリアに来たかのような素敵な時間を過ごさせていただきました。
マッシモさんの後任の国際交流員でトレビーゾ出身のアレッサンドラさんも驚くほど日本語が堪能で笑顔が印象的で素敵な女性。テキパキした手さばきで今回のイベントのお手伝いをしていただきました。7月まで新宿でイタリア語講師として勤務していたとのこと。僕も習いたいな(笑)
1日目終了後は日本愛知の郷土料理「ひつまぶし」😋。右が前回の2日目の料理教室講師のミラノ出身アレッサンドロさん、普段はデザインや庭師の仕事をしています。「親方」と言っていたのが日本人以上に板についています。 左が新しく国際交流委員として8月から赴任したばかりのトレヴィーゾ出身アレッサンドラさん。7月まで新宿でイタリア語講師をやっていて日本語ペラペラ。
お箸の使い方で盛り上がりました。僕の右の人のほうがお箸の使い方が下手でした(笑)
お箸も礼儀作法も言葉もすべて僕ら日本人が見習わないといけないほど日本人以上に日本の心を持ったイタリア人です。